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ビビッド・シドニー 2016 を支えたインテルのテクノロジー

毎年オーストラリアで開催される世界最大級の光と音楽とアイデアの祭典「ビビッド・シドニー」。インテルのテクノロジーもまた、鮮やかな輝きを放ちました。

今年のビビッド・シドニーは壮麗でした。開催期間が 23 日間 (5 月 27 日 ~ 6 月 18 日) に延長されただけでなく、開催区域やアトラクションも前回より拡大されました。例えば、王立植物園や、ジョージストリートのギャラリー、タロンガ動物園などが、ビビッド・シドニーの人気スポットの仲間入りをしています。

来場者も昨年より増え、約 200 万人が、底冷えのするシドニーの夜をものともせず、この祭典を楽しみました。

6 年連続でビビッド・シドニーのスポンサーを務めているインテルにとって、このイベントは創造力を発揮する場となっています。

特に「ビビッド・シドニー 2016 は多彩なテクノロジーを披露するのに格好のイベントだった」と語るインテル・オーストラリアの国内担当マーケティング・マネージャー、アンナ・トーレスはこう振り返ります。

「ハイエンドなプロジェクション・マッピングを使ってシドニー・オペラ・ハウスに投影された『ソングライン』 (アボリジニの生活の中に刻まれ、受け継がれてきた目には見えない道) や、バーチャル・リアリティー (VR) を使ったビョーク・デジタル・エキシビションのようなインスタレーション、はたまたローテクな光のインスタレーションまで、インテルのテクノロジーの力を存分にお見せする最高の機会でした」

キャプション: 6 月 8 日から 12 日まで、シドニー・オペラ・ハウスとシドニーハーバーの上空を舞った 100 機のドローン。

空を彩る「 ドローン 100 」

ビビッド・シドニー 2015 でインテルが開催したのは、来場者が無人航空機 (UAV) を飛ばせる革新的なドローン・ゲーム・イベントでしたが、今年は全く新しいドローン体験を提供しました。

6 月 8 日から 12 日まで、インテルは Ars Electronica 社と共同で「ドローン 100」を開催したのです。インテルでは、同じようなパフォーマンスを昨年 11 月にドイツのハンブルグ近郊で実施し、1 つの場所で UAV を同時飛行させた数で世界記録を達成しています。ビビッド・ シドニー 2016 では、100 機のドローンの放つ光が、有名なシドニー・オペラ・ハウスとシドニーハーバーの上空を彩りました。

「ファームコーブと呼ばれる入り江の風速や気象条件を数カ月間測定した結果、午後 8 時が飛行に最適であることがわかり、毎晩その時間にドローンを飛ばすことに決めました」とトーレス。

苦労は実を結びました。ドローン 100 は緻密にプログラムされた動きとダイナミックな照明で来場者を魅了。人々はそこに次世代の花火の姿を見たのです。5 夜連続で行われた壮大なパフォーマンスの絶好の鑑賞スポットは、シドニー・オペラ・ハウスでした。そこに集まった人々は、シドニー・ユース・オーケストラによるコンテンポラリー・ソングの演奏まで楽しめました。飛翔したドローンの一団は、ベートーベーンの交響曲第 5 番の音楽に乗って一糸乱れぬ舞を繰り広げ、来場者たちはみな、ギネス記録を持つこのショーに酔いしれたのです。「ドローンがこんなに動けるなんて。統一された滑らかな動きをしながら、いろいろな形を描くのです。ドローンを見ているという感覚はなかったですね」。
熱心にそう語るのは、シドニーのウルストンクラフトからイベントを見に来たクレア・スミサートン氏です。

キャプション: 木のような形をした Sound Cell (サウンド・セル) は、内蔵したスピーカーを使って、シドニー・オペラ・ハウス内部で行われているパフォーマンスを、外にいる来場者にライブでストリーミング配信。

臨場感ある音楽と映像をライブ配

インテル、シドニー・オペラ・ハウス、音楽プロデューサーの Ta-ku 氏の 3 者によるコラボレーションが生んだ Sound Cells (サウンド・セル) も、ビビッド・シドニー 2016 の目玉の 1 つです。Sound Cells は、木のような形をした 3 つのオブジェで、それぞれの上部に付いている雲のような部分が、シドニー・オペラ・ハウスのフォアコートをライトアップします。

スピーカーを内蔵した Sound Cells は、インテルの技術を駆使して、シドニー・オペラ・ハウスの内部から外にいる来場者たちに、音楽と映像をライブでストリーミング配信しました。6 月 3 日夜の Ta-ku 氏のコンサートも Sound Cells を使ってライブ配信され、その後のビビッド・シドニーの来場者に向けてハイライトも流されました。

先住民文化を讃えるアー

前回までと同様、ビビッド・シドニー 2016 を代表する作品と言えば、シドニー・オペラ・ハウスを使って展開されるプロジェクション・マッピング、Lighting of the Sails (ライティング・オブ・ザ・セイルズ) です。「Songlines (ソングライン) 」と名付けられた今年のショーは、豊かで貴重なオーストラリアの先住民文化がテーマでした。

シドニー・オペラ・ハウスの先住民プログラム責任者、ローダー・ロバーツ氏が監督を務めるデジタル・プロジェクションにより、オーストラリアを代表するこのランドマークはコンテンポラリー・アートのキャンバスに早変わり。そこに映し出されたのは、カーラ・ディケンズ氏、ジョン・マンダイン OAM 氏、レコ・レニー氏、ガブリエラ・ポッサム氏、ドニー・ウーラグージャ氏、故グルンブ・ユニピング氏ら 6 名の先住民アーティストによる作品です。

インテルのソリッドステート・ドライブとプロセッサーを使って投影したプロジェクション映像は、港の対岸まで届きました。

キャプション: ゲストの顔をインテル® RealSense™ でスキャンし、レーザー・ドラゴン・ウォーター・シアターのパフォーマンスの合間に、高さ 20 m のウォータースクリーンに投影。

Face Time を新しいレベル

一方、ダーリングハーバーのイベント、Eyes on the Harbour (アイズ・オン・ザ・ハーバー) では、インテル® RealSense™ テクノロジーが体験できました。

まずゲストの顔が、HD カメラ、赤外線カメラ、赤外線レーザー・プロジェクターが連動する画期的な 3 in 1 カメラ・テクノロジーを使ってスキャンされます。スキャンした画像は、グラフィックスを重ねてドラマティックな効果を加えるなど、カスタマイズすることもできます。

こうしてスキャンされた顔を、レーザー・ドラゴン・ウォーター・シアターのパフォーマンスの合間に、巨大なウォータースクリーンに投影するというこのイベントは、連日大勢の人を集めました。インテル® RealSense™ を使って顔をスキャンした人は、2,000 人を超えました」 (トーレス)

キャプション: バーチャル・リアリティー (VR) を活かしたビョーク・デジタル・エキシビション。

バーチャル・リアリティー (VR) をリアリティー

5 つのユニークな空間でビューク氏の音楽を体験できるアート&音楽のビューク・デジタル・エキシビションでは、VR がひときわ存在感を放っていました。デジタル・エキシビションの処理能力を高めるため、インテルはインテル® Core™ i7 プロセッサー搭載の PC 40 台、タブレット 30 台を用意。

トーレスは、「VR にはかなりの処理能力を要します。当社がテクノロジーを提供することで、このエキシビションに臨場感を与えられたのは素晴らしいことです。インテルの VR エキスパートをアドバイザーとして送り込めたことも勝因でしょう」と振り返ります。

さまざまなイノベーションを体験できたビビッド・シドニー 2016。まだ想像に過ぎませんが、この先も素晴らしい光景が待ち受けていることでしょう。どんなエキサイティングなテクノロジーが登場するのか、来年のビビッド・シドニーが今から楽しみでなりません。

 

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