教育

インターネット活用におけるジェンダーギャップ

Intel® She Will Connect の取り組みにより、ジェシカ・オルジ氏をはじめとする数多くの女性たちが、初めてコンピューターを使い、インターネットにアクセスしています。彼女たちはこの取り組みを通じて自信を持ち、ビジネスに役立てています。

ナイジェリアのムシンに住む若い美容師、ジェシカ・オルジ氏。2015 年、初めてコンピューターの電源を入れてから彼女の人生が変わりました。以前は、コンピューターやインターネットは 419 詐欺師 (ナイジェリア刑法 419 条に抵触する、振り込め詐欺の一種) やポルノ制作者のものだと思っていたと言います。

「ナイジェリアでは、インターネットは男性の世界なのです。でも、インテルがそれを変えつつあります」とオルジ氏。

彼女は、教育の欠如、貧困、根強い男女不平等などの壁に阻まれ、科学技術の進展から取り残された発展途上国にいる無数の女性たちの 1 人でした。しかし今では、テクノロジーを活用してオンラインで新しい顧客とつながり、自分のビジネスを成長させています。

インターネットをはじめる女性たち

インテルのレポート『Women and the Web (女性と Web)』によると、調査対象となった発展途上国では、インターネットを利用している女性が男性と比べて 25% ほど少なく、サハラ以南のアフリカでは、この格差はなんと 43% にまでのぼりました。

数百万人の女性とテクノロジーをつなげる She Will Connect の取り組みは、この調査結果から生まれたもので、女性を Web の世界へと導き、Web 活用のスキルを授けることが目標です。最終的には、この地域の女性 500 万人をインターネットにつなげたいと考えています。

「Intel® She Will Connect のプログラムを受講して人生が変わりました」と語るオルジ氏は、2015 年のはじめに、国営の技能習得センターで無償にて実施された 1 週間の Intel® Learn Easy Steps コンピューター・コースに参加した 60 人の 1 人です。スキルアップを目指すこのコースは、デジタルリテラシーのトレーニングと性別に関連したコンテンツを組み合わせて使用し、オンライン・ネットワークを使ってマンツーマンでトレーニングを強化していくものです。

現在、オルジ氏は、地元のインターネット・カフェでワープロツールを使ってチラシを印刷し、さらに Facebook を利用して自分のビジネスをアピールしています。

「私と好みが共通する世界中のたくさんの人たちとつながっています。新しいトレンドに関する動画を見ると本当に興奮しますし、私のお客様は、私がいろいろなところから投稿する新しいスタイルをとても気にいってくださっています」

相乗効果

ジェンダーギャップ解消の効果は、個々の参加者にとどまりません。女性たちは経済の起爆剤になり得ます。

いくつかの調査から、女性が経済的に自立して財産を得ると、その富が家族や地域共同体にも分配されることが明らかになっています。2010 年の Organisation for Economic Co-operation and Development (OECD:経済協力開発機構) の調査により、収入のある女性は平均約 90% を再投資することが分かりました。一方で男性の再投資率はわずか 30~40% です。

同様に、前出の『Women and the Web (女性と Web)』レポートでも、女性がインターネットを利用するようになると、144 カ国の発展途上国全体の年間国内総生産が最大で 180 億ドル (約 1 兆 9,780 億円) に拡大すると予測されています。

希望の架け橋に

オルジ氏はマーケットの一角に活気のある仕事場を構え、美容師として懸命に働いています。彼女はお客様に美しくなったと感じてもらうことに喜びを得ながらも、もっと大きなことをしたいと望んでいます。

「ほかの女性たちにも、自分でビジネスを始めようという気持ちにさせてあげたいと思っています。イメージできることは、実現できるのです」とオルジ氏。

また、「インターネットを活用すれば、女性に数多くのチャンスが開かれます」と語るオルジ氏は、母親が営むケータリング・ビジネスのチラシ作りを手伝ったことを振り返り、「チラシのおかげで新しいお客様を獲得できたのよ。自宅にパソコンが欲しいわ。家族全員がこの新しい展開にワクワクしているの」と語っています。

ジェシカ・オルジ氏の取り組みについて詳しくお知りになりたい方は、こちらご覧ください:

 

この記事をシェア

関連トピック

教育

次の記事

Read Full Story